●コストとスペックのバランスが◎、基板材料/CEM-3について


●こんにちは、株式会社ティー・エム・ユニティー営業のSuzukiです。

●弊社がアートワーク設計、プリント基板設計、パターン設計を行う場合、まずはプリント基板の材料として「ガラスエポキシ基板材/FR-4」を使用することを考えますが、コストやスペックのことを意識しないわけにいきません。そこで、今回はコストとスペックのバランスがよい「プリント基板の材料/CEM-3」についてのお話しをさせて頂きます。


●ガラスコンポジット基板材/CEM-3 (Composite epoxy material-3)

以前の記事でもご紹介させて頂きましたFR-4に比べて「コストパフォーマンスが高い」のが一番のお勧め所になります。(但し、試作レベルの数量では価格低減効果はあまり大きくない/限定的となり、量産レベルの数量から価格メリットが出るようなイメージになります)

材料構成としては、切り揃えた「ガラス繊維」をマット状態にしたものに「エポキシ樹脂」を浸透させて「熱硬化処理」をした材料となります。主に両面板(2層板)や片面板に使用される基板材になります。(機械的強度や寸法安定性はFR-4に比べて劣るため、4層板以上の多層板で使用することはありません)

材料特徴として、ガラスエポキシ基板材/FR-4より耐久性が少しだけ劣りますが、電気的特性的については同等レベル。FR-4の代用として使われる位に優秀です。また、加工性は良好(ガラスエポキシ基板材/FR-4と紙フェノール基板材/FR-1の中間ぐらい)となり、FR-4では採用が難しい ”パンチング/打ち抜き加工” も可能となります。



●LED用途で採用増(高熱伝導性CEM-3材)

少し前までLED用途で使用する基板といえば、価格は高いのですが熱伝導率が良い「アルミ基板」が定番でした。最近は熱伝導性を高めた「高熱伝導性CEM-3材」が注目され、価格の安さも手伝ってLED用途として積極的に採用されています。 




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●Writing by Tmunity/Suzuki

アートワーク設計|プリント基板設計 (株)TMU

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